劇団俳優座5月公演『風薫る日に』稽古日記

劇団俳優座5月公演、『風薫る日に』の稽古日記です。

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千秋楽☆ありがとうございました

昨日、満席の中無事千秋楽を迎えることができました。
観に来てくださった沢山のお客様、本当にありがとうございました。
暑かったり寒かったり、物語とは裏腹な天気ばかりでしたが、
千秋楽の昨日は晴天、補助席も満席でした。
千秋楽はゆっくり落ち着いて観たかったのですが、満席の状況の中
ドア口でこそっと覗いたり、ブースから見たり、袖幕から
観ていたりしていました。11連続ステージ、本当にお疲れ様でした。

終演と同時に、舞台裏では小道具の片付けやセットの解体(バラシ)が
始まります。今まではそのままおいておいたものも、今日はすべて
撤収。研究生もお手伝いに来てくれて、舞台監督の指示の下、
感慨に浸る暇もなく作業は進められていきます。
これが初めてのバラシになる研究生一年生は、その勢いに
圧倒され気味。しかし劇場はすでに次の仕込みの予定。
私も5階稽古場の「不寝番」と行ったりきたり。
一息つくと、すでに舞台には次の支度が整っていて、
楽屋もからっぽ。残されたのは大きなゴミ袋だけ。
あっさりさっぱりしたもんです。

その後はもちろん、打ち上げです。
残念ながら、私はほとんど参加できなかったのですが、
みなさんおいしそうにお酒をのんでいらっしゃいました。
公演が成功した証拠です。


さて、一ヶ月半ほど続いてきましたこのブログですが、
ここで「風薫る日に」の稽古日記の更新は終了です。
今までありがとうございました。
実験的な稽古日記でしたが、いかがだったでしょうか。
今後も別の公演でも、このような企画があるかもしれません。
楽しみにしていてください。


次は自主公演「不寝番」です。
こちらは稽古場公演なので席数が少なく、かなり残り少なく
なっておりますが、まだなんとかお取りできる日にちもございますので、
是非是非いらしてください。ちなみに私、「消え物」と「縫い物」と
「雪係り」を担当しております。自主公演のため、色んな人が
意外な仕事をしています。風薫る日に、とは全く違うタイプの作品、
見比べてみるのも、また、違う俳優座の側面が観られて
面白いかと思います。

では劇場でお待ちしております!!

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中日

こっそり更新☆


さて、今日は中日でした。中日とは?ちゅうにち、ではなくなかび、と読み、公演期間の真ん中の日を指します。今回は12ステージなので正確な中日ではないんですけど、今日で前半6回が終了です。ありがたいことに、ほぼ毎日補助席がでる盛況ぶり。特に今回は若いお客様も多くてびっくりしています。今日は三日ぶりに客席で本番を観たのですが、若者も加根子さん世代の方も同じ様に反応がよくて、なんだか嬉しくなりました。家庭劇って、やっぱりどの世代にも受け入れてもらえなければ、ちょっと嘘っぽいなあ、と思ってしまうのです。だって普段どのおうちでも、一緒にご飯食べたり、同じテレビ番組見たり、一歩家からでたら違う世界でも、おうちの中では同じ空気を共有しているわけで、そのなかで笑ったり怒ったり、色んなことを感じて、受け入れたり反発したりしているはずですから。だからこうやってどの世代にも通じるものがあって、また同時に、世代間の感じ方の格差もある、というのは家庭劇として理想的だと思うのです。感じ方はそれぞれでも、「なにも感じなかった」ではなくて、それぞれが「感じるものがあった」というのが大切なのではないでしょうか。なにも感じられなくなってしまったら、家庭劇の終わりか、それとも家族の解体か、いずれにしても哀しい事ですよね。


それはそうと、舞台です。久しぶりに観ると、役者のみなさんも大分舞台セットにもなじんだ様子。ゲネプロではまだまだ「セット」といった風情だったのですが、今は立派なおうちに。みればちょっとずつですけど、畳や廊下に凹みや傷もつき始めて、より住まいらしくなっていました。残り6日間、日々増え続けるお客様に応えるべく頑張りますよ!


・・・といっても実は私、今はもう次の現場なので、中々このブログの更新が出来ないのです。今は5月25日に初日を迎える「不寝番(ねずばん)」の稽古と仕込みの真っ最中。とにかくこちらは自主公演で、スタッフも足りないので忙しいのです!風薫る日に、とは全く違う雰囲気の作品で、セットも一風変わっていて凝っています。演出はなんと演技部の田中壮太郎さん。出演は大塚道子さん、蔵本康文さん。五階稽古場での公演です。もう売り切れの日が出ているようなので、興味のある方はお早めに劇団まで!!

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満員御礼!

昨日で終了・・・の予定だったんですけど、ちょっと書き忘れたことがあったので更新です。


本日は二日目。
二日目って怖いんですよ、実は。
初日は緊張しているんですけど、二日目になるとちょっとそれが解けて
テンポが悪くなったり、ケアレスミスが起ったり。
だから初日以上に気を使うんです。
とは言え、人の心はなかなかコントロールできるものでもないので、
こればっかりは難しいものです。
昨日のお客様の反応がとってもよかったので、今日はどうかしら・・・と
思っていたら、本日も補助席がでる盛況ぶり。
蒸し暑い雨の中、沢山のお客様に来ていただいて、反応もよく、
ほっと胸をなでおろしました。今日はようやく私も補助席で見ることが
できました。昼の部は完売もでていますが、まだ夜の部はお席の予約が
間に合うそうなので、まだの方は予約をお勧めします。


昨日もかなーり早く行ってしまい、劇場さんからまだ入れません、と
断られる始末。その後張り切って舞台部スタッフさんに紛れて、セットの
直しと掃除の最中に、なんと!劇場のパンチに塗料を落とすと言う大失態。
スタッフ総出で塗料を落とす事に・・・最後の最後で、ほんとにごめんなさい。
どうにかこうにか上手く落とせたのでよかったのですが、ほんとに気をつけます。

そしてこちらはお宝写真。
実際の舞台では観れない、照明さんの直しの写真です。
後ろの木の陰を調整中。そこだけ明かりを出しているので、まるで夜みたい。
そんな中黙々と作業をする舞台監督葛西さん。素敵です。
060510_1643~0001.jpg

060510_1808~0001.jpg
↑緞帳裏はこうです。結構ギリギリなんですよ。


060510_1140~0002.jpg
↑そしてパンチの汚れを落とす皆さん・・・すいません。
060510_1702~0001.jpg
↑落とした後、水が乾いたか確認する浩三さん。
ごめんなさい・・・。
「今日のネタができたじゃん!」といってくださったスタッフさん、
ありがとうございました。






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☆初日☆

初日です!!


初日とは言え、朝からのんびりできるわけではなく、ぎりぎりまで
照明やセットの直しがあります。
その後昨日のゲネプロのダメだしをふまえ、ウォーミングアップも
兼ねた抜き稽古。制作さんも今日はロビーで最後の確認。
お客様との窓口ですから、こちらも大変そう。
無事抜き稽古を終えて、後は本番準備となったときに
ロビーにでると、なんと!お客様がすでに外に並んでいるじゃないですか。
まだ開場一時間前だというのに、びっくりです。
今日は満席で補助席、立ち見もでました。
私、客席で見ることができずに、照明席で見てました。

これだけお客さまが入ると、やっぱり反応も違う!!
初日は我々も不安なものなんですけど、お客様の反応は本当によくて、
それに合わせるように芝居も盛り上がって、最後は幕が閉まると
割れんばかりの大拍手をいただきました。
ありがたいことです。
楽しんでいただければ本当に嬉しいです。

ようやく幕が開けました。
でもこれからあと10日間、毎日舞台は続きます。
ゴールするまでがマラソン、家に帰るまでが遠足。
毎日が新鮮で、いい芝居になりますように、と祈るばかりです。
一旦幕が開いてしまえば、後はキャスト、スタッフを信じてやるしかない。
そして最後の仕上げはやはりお客様です。
観客がいなければ、舞台は成り立ちません。
稽古場で創り上げたものは、仕上がりとしては90%。
あとの10%は、お客様とのキャッチボールです。
お客様の反応で、芝居もぐっと盛り上がったり、重くなったり軽くなったり。
思いもよらない反応で、また新たな発見もできますし、
我々が稽古の最中に忘れてしまった新鮮な反応もあります。
静かな場内でも、ふいに、お客様と舞台の呼吸が一つになっていると
感じる事があります。この瞬間は、舞台でなければ味わえません。
目の前の、言ってしまえば嘘に、たくさんの人が心を向けている瞬間。
でもその大きな嘘も、呼吸が合ってしまえば、真実になるのです。
それが楽しいから、舞台は、形はないのに消えて無くならない芸術なのです。



是非皆様も劇場に足を運んでみてくださいね。

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場当たり・ゲネプロ

いよいよ初日を明日に控え、最後の大詰めです。
今日も朝から昨日の続きで照明さんが作業です。
照明も音響も、実際にその場所でやってみるまでわからないところが
大きいから大変です。特に明かりは、他と違って代わりのもので創ってみる、
なんてことが全くできません。頭の中が勝負!
しかも数も限られてるし、吊る場所もあるし、時間との勝負でもあるのです。

照明さんの作業後、場当たりです。場当たりとは、実際のセットの上での
動きやライトの加減等をチェックするためのもの。場にあたるってことですね。
今まで仮の舞台で照明無しだったものが、一気に雰囲気がかわります。
ちなみにきっかけ合わせ、というのもあって、これも場当たりと似ている
のですけど、どこで音や照明変化を出すか、そのきっかけ(動作やセリフ)を
実際に芝居と合わせて見る事です。おしている時(遅れている)はこの二つは
同時進行です。で、場当たりの時は必要な場面だけをやりますが、今回は
あまり抜く(とばす)ことが出来なくて・・・
皆さん、お疲れ様でした!


そして夜はゲネプロ。ゲネプロとは本番と同じ状態で進行する稽古です。
つまりリハーサル。舞台稽古、ともいいます。
最初で最後のゲネプロ、色々ハプニングもありましたが、
明日最終調整をして、初日を迎えられそうです。


さて、一ヶ月続いたこのブログも明日が最終回の予定。
まだまだやる事・やれる事はあるので、ぎりぎりまでやりますよ。
それではまた明日☆

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